
生活していく上でどんどん増えていくモノたち。モノを減らして今よりすっきり暮らしたいと思いませんか?
そう思う人は多いようで、最低限のモノで暮らすミニマリストや、モノを処分する断捨離が流行していますが、愛着があったり、思い出の品だったり、趣味の道具など、どうしても処分できないモノは誰にでもありますよね。
でも自分の家や部屋に置くにはスペースに限りがあり、家に置いておくと家族に捨てられてしまいそう!!!もしくは、誰にも見られたくないモノがある等々・・・
そんな時に活用したいのが、月々利用料を支払うことで自分だけの保管スペースを手に入れられるトランクルームです。

トランクルームはまた、いずれ戻ってくることが決まっている転勤や、家を建て替えたり、リフォームをする際に大型家具や家電をどこかに保管しておきたい、そんな時にも重宝します。
しかし、トランクルームは様々な種類・大きさがあり、契約の単位やかかる費用も様々なことから、「どこを選べばいいのかわからない」という声をよく聞きます。よく考えて契約しないと必要以上にお金を払うことにもなりかねません。
自分の大切なものを保管するわけですから、保存状態や管理方法など信頼のおける会社を選ぶことが重要です。
このサイトでは、トランクルーム選びのポイントから契約費用の相場、よくある疑問に対する答えまで、安心してトランクルームを利用するための情報をわかりやすくご紹介しています。
Contents
トランクルームとは
トランクルームとは、個人や企業のモノを保管・収納する施設のことです。「トランクルーム」のほか、「貸倉庫」や「レンタル倉庫」といった名称で呼ばれることもあります。
トランクルームは、運営会社と利用者との間で契約を交わした上で、毎月、一定の利用料を払って利用するのが一般的です。
トランクルームのタイプ
トランクルームは大きく3種類に分けられます。
どんなモノをどのくらいの期間預けたいのか、頻繁に出し入れしたいのか、長期間預けっぱなしにしたいのか、一人ひとり最適なトランクルームは違ってきますので、それぞれの特徴をよく知って、ご自分に合ったトランクルームを選びましょう。
1.屋外型

沿道など屋外に設置したコンテナでモノを保管するトランクルームです。
通常は、コンテナを1つ丸ごと借りる形で契約するため、スペースが広いのが特徴です。コンテナの鍵は自分で管理するので、好きな時にモノの出し入れを行うことができます。
屋外型のメリット
屋外型のデメリット
預けるならこんなモノ
- 季節用品
- スポーツ・アウトドアなど趣味の道具
- 家具・家電
- バイク、カー用品・バイク用品
- 大きな農機具や工具
2.屋内型

ビルの中など、屋内のスペースを区切って貸し出すトランクルームです。
鍵は自分で管理し、必要な時にモノを出し入れできるので、自分の部屋のような感覚で気軽に使えるのが特徴です。
屋内型のメリット
屋内型のデメリット
預けるならこんなモノ
- 衣類
- 本・書類
- ビデオ・DVD・CD
- 写真やアルバム・思い出の品
3.宅配型

トランクルームは通常、預けたいモノはその場所まで自分で持っていくのが基本です。しかし、モノを出し入れするために時間を割きたくないという方も多いことでしょう。
そんなニーズから誕生したのが、モノを梱包して宅配便で送ることができる宅配型のトランクルームです。基本的には段ボールで送れる小さなモノの保管が中心となりますが、業者によっては大型の家具なども搬出・搬入してくれるもあります。
宅配型のメリット
宅配型のデメリット
預けるならこんなモノ
- 運営会社ごとに異なりますが、取り出し料がかかるため、基本的に出し入れを頻繁にしないモノがおすすめです。
トランクルームの契約期間
トランクルームには、たいてい最低利用期間があります。
最低利用期間は会社によって異なりますが、短いところで1ヶ月、長いところだと12ヶ月(1年)といったところもあります。短期間では、契約そのものができないところもあるのです。
解約したい時にまだ契約期間が残っていて余計な費用を払わなければならないなどということのないように、契約前に必ず最低利用期間をチェックしておきましょう。
トランクルームの費用と相場
トランクルームの契約には、月々の利用料の他に、初期費用がかかるのが一般的です。運営会社によっては初期費用のほか、年1回の更新料や解約料がかかるところもあります。
トランクルームの初期費用
トランクルームを利用する際の初期費用は、運営会社によって異なりますが、下記のようなものが一般的です。
- 敷金・礼金
- 事務手数料
- 保証金
- 管理費
- 保険料
- 鍵やセキュリティカードの費用など
トランクルームの月々利用料
月々の利用料の費用の相場については、トランクルームの種類やスペースの広さなどにもより異なり、1畳あたり5,000円~20,000円程度とかなり幅が広くなっています。
運営会社や地域によって異なるのはもちろん、大手3社を実際に調べてみましたが、同じ都内でも、月額料金には大きな差がありましたので、契約する前にトランクルームに預けたい荷物を洗い出し、初期費用と合わせてしっかり見積もりするようにしましょう。
大切なのは、必要以上のスペースを借りて余計なお金を払わないこと。契約する前にトランクルームに預けたい荷物をあらかじめリストにし、月額料金だけでなく初期費用と合わせてしっかり見積もりするようにしましょう。
トランクルームの解約料
運営会社によってはトランクルームの最低利用期間を設けているところもあります。その期間を経ずに解約しようとすると解約料がかかるのが一般的です。利用する前に、最低利用期間や解約料の規定について必ず確認しておきましょう。
トランクルームのトラブル
保管物の傷み・劣化
トランクルームでもっとも多いトラブルです。
傷み・劣化の状態としては、本や書籍の水濡れ・カビ、衣類の虫食い、家電やスポーツ用品、農機具などのサビ、ホコリや湿気による精密機器の故障など様々なものがありますが、これらは、気温や湿度の影響を受けやすい屋外コンテナではしばしば見受けられます。
屋外コンテナは他のタイプに比べるとスペースに対して利用料は安い傾向にありますが、保管環境や預ける荷物を慎重に選ぶことが重要です。
住居や事務所としての使用
一定のスペースを格安で借りられることから、近年、「トランクルームに住む」ことを検討する人も多いようです。
しかし、「物品の収納や保管」を目的に運営されているトランクルームを他の用途、住居や事務所、店舗などに使用することは、法律で禁止されています。
トランクルームを運営する企業の多くが、契約時に交わす書類に宿泊や仮眠などの長時間の滞在を禁止する旨を記載しているため、運営会社との契約違反になり違約金を請求される可能性もあります。
他の利用者や近隣とのトラブル
屋外型トランクルームの場合、長時間の駐車で他の利用者の出入りの妨げになってしまった、深夜や早朝の搬入搬出などで近隣住民とトラブルになってしまったなどトラブルが発生することがあります。
屋外型トランクルームは24時間スタッフが常駐しているわけではないので、利用者同士や近隣住民とのトラブルが起きた場合は基本自分で対応することとなります。
延滞金の請求
トランクルームの運営会社がもっとも困るのは、荷物を預けたまま利用者と連絡が取れなくなり、利用料も未納となってしまうケースです。
その対策として保証制度への加入を義務付けていたり、賃料の支払いが遅れた利用者に延滞金を請求する企業が多いのですが、その延滞金は、銀行の引落し口座の残高不足でも発生してしまいます。
レンタルDVD等でもそうですが、延滞金は思いのほか高額になるため、この延滞金の請求が原因でトラブルになるケースがあります。
トランクルームを選ぶ時のチェックポイント
トランクルームを探す時に、安易に自宅から近い場所のトランクルームを選んでいませんか?
先ほどご紹介したように、かつては屋内のコンテナ型が主流でしたが、現在は屋内型・宅配型など様々なタイプのトランクルームが登場しています。
宅配型のトランクルームであれば当然、対応は全国となります。
となると、保管場所(=トランクルーム)が、ご自宅の近所であることにこだわる必要はもうないのです。
無駄な利用料金を支払わなくていいように、下記の条件を一つひとつチェックして、ご自分にぴったりのトランクルームを見つけましょう。
- 利用料金・・・初期費用と月額利用料の合算でいくらかかるのか等
- 保存環境などの設備・・・空調は効いているか、雨漏りや雨の吹き込みはないか等
- 荷物の出し入れのしやすさ・・・車はすぐ前に停められるか、出し入れ可能時間はあるか等
- セキュリティ・・・鍵は誰が持つか、荷物は誰が出し入れをするのか等
宅配型のトランクルームがおすすめ
それではそろそろ結論に入ります。
いったいどのタイプのトランクルームがよいのか?
本サイト「スマ・トラ(https://www.smatrunk.com/)」では、宅配型のトランクルームをおすすめします。
その理由としては、まず、自宅から一歩も出ることなく荷物を預けられ、忙しい現代人にとても便利なサービスだからです。

また、必要な時に必要な物だけを必要な場所に届けてくれるので、荷物を運ぶ車を所有していない方や、重い荷物や大きな荷物を運べない方、搬入搬出を頼む人がいない方もトランクルームを気軽に利用できます。
また、宅配型の場合、荷物の出し入れは専用スタッフが行うため、利用者でさえ荷物の保管場所を知ることはできません。鍵がかかるとはいえ、不特定多数の人が扉の前を行き交う屋外型・屋内型に比べ、どちらがセキュリティがしっかりしているかは、言わずもがなでしょう。
トランクルームを利用中の方の中には、預けたモノを取りに行くのが面倒で、なんとなく毎月、月額利用料を払い続けている人が少なくないようです。中には、もう何を預けたのかも忘れてしまっている方もいるかもしれませんね!
出し入れに手間がかからない宅配型のトランクルームであれば、そんなことはありません。「必要なモノを必要な時に預ける」というトランクルーム本来の目的を、効率的に果たすことができます。
現在、屋外・屋内型のトランクルームを利用中の方も、この機会に、借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
預けたモノの管理がスマホでできて、出し入れの手間も不要な宅配型トランクルームは忙しい現代人におすすめのサービスです。
トランクルームは日々進化しています。自宅近くにあるというだけでトランクルームの契約を安易に決めてしまうと、費用面で大きな損をする可能性があります。
預けるモノによって利用料をシミュレーションできるところもあるので、格安で利用できるトランクルームをお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。